2022年最新【総合型選抜・学校推薦型選抜】違いや受かりやすさ、対策とは?

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大学入試について

総合型選抜と学校推薦型選抜の違いや受かりやすさが分からず、悩んでいる受験生は多いと思います。

この記事では、2つの選抜方法の違いや受かりやすい人の特徴・そこから分かる対策をご紹介します。

【結論】自身の特徴に合っている方が受かりやすくなります。

〇総合型選抜→これまで継続してきた活動に自信のある人が受かりやすい

〇学校推薦型選抜→高校生活に自信のある人が受かりやすい

2つの選抜方法は似ている部分も多々あります

実は、明確にこちらの方が受かりやすいというのはありません。

しかし名前が違っているように、異なる部分もあります。

どのような人がそれぞれの選抜方法に相応しいのか

どのような点に注意して対策すればいいのか

を細かくまとめましたので、読んでいただけるとありがたいです。

さとう
さとう

違いがわかると対策しやすくなり、自分がどちらの入試に合っているのかも分かります!

【この記事でわかること】
・総合型選抜について
・学校推薦型選抜について
・それぞれの選抜で受かりやすい人
・それぞれの選抜の対策

※目次で必要な部分のみ読んでいただいても効率的です。

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総合型選抜について

従来の『AO入試』にあたる試験方法です。

AO入試とは?

簡単に説明すると、大学側が欲しい人物像や能力を提示するので、「自分がそれに当てはまっています!」とアピールする入試です。

そのAO入試を、さらに複数の能力が見られるようにしたものを「総合型選抜」といいます。

【特徴】

  • 面接(個人・集団)
  • 志望理由書の提出
  • (これまでと入学後の)学修計画書の提出
  • 大学が求めるアドミッションポリシーに一致させる
  • 大学独自に学力を把握する試験
    ➡小論文・プレゼン・口頭試問・実技・各教科科目のテスト・資格(検定)の成績
  • 大学でやりたいことのために、今まで何をしてきたかが重要。
    ➡調査したこと・作成したもの・○○大会に出場したこと など
  • 共通テストの必ず受験の大学もあり
  • 学校長の推薦(後押し)がない

さとう
さとう

実際、総合型選抜と学校推薦型選抜は似ているところが多いのです。

学校推薦型選抜について

従来の『公募制推薦入試』『指定校推薦入試』にあたる試験です。

学校(校長)から推薦をもらえる人だけが受けられる入試ですね。

【特徴】

  • 面接(個人・集団)
  • 志望理由書の提出
  • (これまでと入学後の)学修計画書の提出
  • 評定平均と欠席日数が重要
    ➡普段の学校生活でどれだけ好成績を残せているか
  • 大学独自に学力を把握する試験
  • ➡小論文・プレゼン・口頭試問・実技・各教科科目のテスト・資格(検定)の成績
  • 共通テストの必ず受験の大学もあり
  • 学校長の推薦(後押し)がある
    ➡学校推薦型選抜(指定校制)・・・落ちることはほぼない
    ➡学校推薦型選抜(公募制)・・・合格率は総合型選抜と変わりなく、自分次第

さとう
さとう

高校入試と違って、指定校推薦以外は絶対に受かるという入試ではないです。普通に落ちます。

それぞれの選抜で受かりやすい人

総合型選抜向きの人

これまで取り組んできたことに、自身のある人

資格・検定を取得している人
→英検・TOEIC・リテラス・数検

課外活動をしている人
→イラスト作成・作詞作曲・サイクリングなど広い意味でOK

自己推薦書が書ける人
・自己推薦書・・・過去>未来
・志望理由書・・・過去<未来

志望理由書は、総合型・学校推薦型のどちらでも必要になりますが、自己推薦書は主に総合型で必要になります。

イメージは過去の自分分析を徹底することです。

さとう
さとう

自分で自分のことをアピールできる武器がある人に向いています。大学の求める像に合っている人も。

学校推薦型選抜向きの人

評定平均(通知表の成績)が優れている人

※1・2年生であれば評定平均を上げるコツを活かしてみましょう。

  1. すぐに評定平均を上げられる科目を探す=自分が定期テストで点数が取れる科目
  2. ノートや課題の提出を怠らない
  3. 日頃から教員との信頼関係を築いておく

欠席日数が10日以内の人(3年間の合計で)

推薦をもらうための条件や大学側の条件になっているのが、欠席日数です。

欠席日数が少ない人は、学校推薦型選抜に向いています。

さとう
さとう

当たり前の行動で高校生活を送っていれば大丈夫です!!

それぞれの選抜の対策

両方に共通する対策

これらの選抜は「細く長く」対策することが重要です。

高校1年生、遅くても高校2年生までには行動できるといいです。その際、以下の項目を意識してみてください。

  • 大学主催のイベントに参加する
  • 短期・長期留学をする
  • 資格や検定を取得する
    ➡特に英検は2級以上取得が理想的です
  • 研究者にインタビューをする
  • 大学教員に入学後の研究の相談をする
  • フィールドワーク(現場調査)に行く

さとう
さとう

これらは総合型でも推薦型でも重要です。動くためには将来の目標を早めに決めることですね。

さらにどちらの選抜でも、知識をインプットすること、

つまり

  • 合理性
  • 反復
  • スピード

が重要になります。

しかし総合型選抜や学校推薦型選抜では、知識だけではなく、異なる学び方も必要になります。

  • 自分の目で見る
  • 手で触れる
  • 足を使って人に会う
  • 新聞や本・論文を読む

さとう
さとう

一般常識・行きたい分野の知識など多くの知識が求められます。授業とは違った学びが必要です

どちらにも求められる
➡小論文と志望理由書の対策=文章作成能力の向上

【志望理由書の対策】

  • 未来に向けた熱意を書く
  • 自己分析と志望校研究をする
  • 4部構成で書く
    ①目標・将来のこと
    ②その目標・将来のことの理由・ストーリー
    ③大学のこと(何を研究したくて学びたいのかなど)
    ④改めて将来へ向けて・社会に向けて一言
  • 過去、現在、未来へ向けたストーリーにする

さとう
さとう

提出書類の中で【1番重要な書類】です。これをもとに面接が進みます。

【小論文対策】

  • 過去問を10年分2回は最低でもやる
  • 満点を取る必要はない
  • 4部構成で書く
    ①問題提起 〜だろうか。
    ②意見提示 確かに〜だ。しかしー。
    ③展開 なぜなら〜。
    ④結論 したがって〜。
  • 情報のインプットをする
    →新聞・本・ニュース・雑誌
  • しっかりとした人に添削をしてもらう
    →問いにズレていないか・論点がずれていないか

さとう
さとう

小論文が書けるようになるには、最低でも3ヶ月はかかるので、早めに取り組みましょう。

総合型選抜対策

高校1年生の時から「この大学に行きたい」「この研究をしてみたい」というものがあれば、

大学でやりたい研究を「今のレベルでいい」のでやることです。

  • 自分の足で調査する
  • 進みたい大学の、学んでみたい教授の論文を読んでおく
  • やりたいことの分野の本や雑誌、新聞の切り抜きなどを読んでおく
  • 少しずつでいいのでノートやレポートにまとめておく
  • 創作系(小説・記事・絵など)であれば、作品を少しずつ作成しておく

さとう
さとう

とにかく自分で行動しておくこと・これだけは続けてきたと言えるものを用意しておくことです

大学のアドミッションポリシー(求める人物像)だけはチェックしておきましょう。

いくら自分が続けてきたものがあっても、大学の求める像に当てはまっていなければ

合格することはできません。

どのような人物を求めているのか考えながら、そのような人になれる行動をする必要があります。

学校推薦型選抜対策

どの高校も推薦を学校長から「もらう」ということになります。
※高校3年次に万が一もらえないと、推薦型では受験できません。

もらうためには、評定平均が高くないといけません。(5~1の評価です)

もちろん、大学側からも「3.8以上」等と条件としてあります。

評定平均を高くするためには

  • 定期テストでできるだけ満点を目指す
  • 提出物や宿題、予習などをしっかりとやっておく
  • 授業には積極的に参加する
  • 授業担当の先生とコミュニケーションを取り信頼関係を作っておく

さとう
さとう

まずは推薦型で受験できるように、通知表の成績を上げることを考えましょう。

そして次に重要なのは「欠席日数」です。(3年間の合計)

だいたいの大学は欠席日数は「20日以内」となっています。

高校側でも推薦を出すための条件が「欠席15日以内」などと、ルールがあるはずです。

なるべく早く(できれば入学時に)欠席日数チェックしておきましょう。

まとめ

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総合型選抜と学校推薦型選抜は、しっかりと目的をもって対策をすることで

大学進学の幅が広がる素晴らしい試験です。

その違いを理解したうえで、どちらの選抜方法が自分にとって受かりやすいかを判断します。

一般選抜で必要な教科の知識だけではなく、コミュニケーション能力や文章表現力など

多くの能力が求められます。

その分、学ぶものが多く、自分自身とも向き合います。

ぜひご自身にあった入試方法を選び、対策をして、希望進路合格を目指してください!

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